声優の渕上舞、水瀬いのりらが25日、東京・池袋にて行われた『第25回 日本映画批評家大賞授賞式 アニメ部門』に出席した。　日本映画批評家大賞とは現役の映画批評家が集まり、批評家だけの目で選ばれる映画賞。アニメ部門は昨年から開催され、昨年は声優賞に山寺宏一、作品賞には『楽園追放 -Expelled from Paradise-』が選ばれた。　公開開始から半年、今も絶賛公開中の映画『ガールズ＆パンツァー 劇場版』で新人声優賞を受賞した渕上舞は「（ガールズ＆パンツァーの西住みほ 役が決まった）当時は、プライベートだったり、仕事だったりうまくいかないことがとても多くてこれが私にとって声優人生で最後の作品だなと思いながら臨んだ作品でした」と声優を引退することも考えていたことを明かした。新人声優賞を受賞して渕上は「今、こんな華々しい場所に立っていられるのは奇跡。あの時、辞めなくてよかった」と笑顔で話した。　また、『ガールズ＆パンツァー 劇場版』は地域振興に貢献した作品に贈られるサンクチュアリ作品賞も受賞し、大洗町のイメージキャラクター・アライッペも駆けつけ受賞を祝福した。■日本映画批評家大賞 2016公式サイト